はじめに
Zoho Desk でLINEなどのメッセージングアプリケーションが連携可能になる予定であることがアナウンスされました。
今回はその海外のニュースを紹介したいと思います。
原文は以下のサイトからご確認ください。
「Early access for instant messaging channel integrations」
メッセージングアプリケーションとの連携のための 早期アクセス
Zoho Deskは、WhatsApp、Telegram、LINE、WeChatの4つのメッセージングアプリケーションから、チケットを発行できる予定であることを発表しました。
これらのアプリケーションが加わることで、顧客からのリアルタイムなチケット発行に対応することができます。
世界的に見ると、電話を使わないチャットなどでのカスタマーサポートが好まれる傾向が強まっています。
現在、上記4つのアプリケーションのアクティブユーザー数は約38億人に上ります。
お客様が日常的に使い慣れたアプリケーションで、サポート依頼を出したり確認することができれば、優れた顧客体験が得られると信じています。
ここで、いくつかの質問を紹介します。
1) これらは直接連携されるのですか?
そうです。WhatsApp、LINE、Telegram、WeChat は、Zoho Desk 内で直接連携されます。
2) Zoho Desk のどのプランで利用できますか?
プロフェッショナルおよびエンタープライズプランでのみ利用可能です。
3) 追加料金はかかりますか?
Zoho Desk は、上記4つのアプリが使えるようになることに対しては課金されませんが、これらのアプリ事業者が送信ごとに課金される費用があります。送信メッセージのカウントは毎月リセットされます。
■WhatsApp の場合。
a) 最初の5,000通の送信メッセージは、1通あたり0.005 USドルです。
b) 5,000通以降の送信メッセージは、1通あたり0.003 USドルです。
c) WhatsApp テンプレートメッセージの料金は地域によって異なります。詳しくはこちらをご覧下さい。
■LINE、Telegram、WeChat の場合。
今のところキャリア手数料はかかりません。
4) 支払い方法について教えてください。
送信メッセージの支払いは、クレジットを使って行うことができます。1クレジット=2ドルです。40クレジット(80ドル)で10,000通のメッセージが送信できます。
5) メッセージングアプリの種類はいくつまで設定できますか?
早期アクセスプログラムでは、デフォルトで、各部門に1つのアプリケーションのアカウントをリンクさせることができるようにする予定です。
6) 自動化は可能ですか?
はい、可能です。電子メールやソーシャルメディアなど、他のチャネルで作成されたチケットで可能なすべての自動化は、アプリケーションのチャネルで作成されたチケットでも同じく可能になります。
注: アプリケーションチャネルの連携はまだベータ版であるため、鋭意改良を進めていますのでご容赦ください。
アプリケーションとの連携を改善できるよう、フィードバックをお待ちしております。フィードバックは、優れたカスタマーサービスの提供に非常に役立ちます。
まとめ
日本では、この4つのアプリケーションの中では LINE の使用率が高いのですが、Zoho サービスは基本的に LINE との連携ができていないので、今回のニュースは嬉しいですね。
ただ、できれば Zoho Desk だけではなく、ぜひ「Zoho Social」に LINE を連携して欲しいところです。