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Zohoは単体契約・パッケージ契約どっちが良いの?

2023.03.17

  • コラム

Zohoは単体契約・パッケージ契約どっちが良いの?

Zohoには、文書作成や表計算などビジネスで一般的に使われるものから顧客管理や営業支援まで多くの業務分野に対応したものが45種類以上あります。そのため、企業が業務で求める機能のほとんどをZoho一つでまかなうことも可能です。

導入をご検討中に多いご相談が下記の2択です。
単体契約か?パッケージ契約か?

単体契約:CRM、Campaigns、Froms等
パッケージ契約:Zoho One、CRM Plus等

弊社で導入の際は、
「パッケージ契約(Zoho One)」を推奨しています

CRM単体契約よりZoho Oneの方が安い

CRM単体契約よりZoho Oneの方が安い

Zohoの中でも一番多く使われるZoho CRM
CSMの機能をほぼ使える「エンタープライズプラン」が4,800円(1ユーザー/月)に対して、
Zoho Oneのパッケージ契約は4,440円(1ユーザー/月※年間契約時)です。
使いたい機能が多い場合や、検討時に必要な機能が決まっていない場合は、45種類のアプリが使えるパッケージ契約を推奨しています。

※Zoho Oneのライセンス契約は少し複雑なので、詳細は公式Webサイトを参照ください。

Zoho One料金プラン

使ってみると、やりたい事が増えてくる

使ってみると、やりたい事が増えてくる

導入前はコストを意識して、単体契約を検討される方も多くいらっしゃいます。
単体契約でも一番下のプランを契約すると、機能が制限されてしまい、やりたい事ができないのが現状です。

ある程度開発した段階で、お客様に実際に触ってもらい操作の感想をいただいています。
その際に

「ここの表示変えれます?」
「この部分削除できます?」
「Campaignsと連携できます?」

といった具合に使用後からやりたい事が増える事が多く見られます。

導入後も追加要素に柔軟に対応が出来る様、パッケージ契約を推奨しています。

弊社ではパッケージ契約を推奨していますが、企業の状況やニーズによって最適な契約方法は変わってきますので、一概にどちらが正しいとは判断しにくい点です。

お問い合わせ時に困り事やご要望を伺い、状況によっては単体契約をオススメする場合もあります。
ここからは単体契約、パッケージ契約それぞれのメリット・デメリットを紹介しますので、検討の際の参考にしてください。

Zoho「単体契約」のメリット・デメリット

メリット

  • コストを抑えられる
  • 短期間で操作を覚えられる
  • 素早く導入できる

デメリット

  • 機能が制限される
  • 将来的に事業が拡大した際、単体では補えない機能が出てくる
  • 複数のアプリを単体契約した場合はランニングコストが高くなる

必要なアプリ(機能)だけを選んで契約できるため、パッケージに比べてコストを抑えられるのが一番のメリットです。
Zoho CRM単体での契約は1,680円〜(1ユーザー/月)で導入可能です。
Zoho CRM料金プラン

逆にデメリットにもなるのが、特定の業務に特化したアプリ(機能)を使うので、機能が制限されてしまう点です。

Zoho「パッケージ契約」のメリット・デメリット

メリット

  • 複数のアプリを別々に契約するよりもコスト効率が高い
  • パッケージ内で複数の業務をまとめて管理できる
  • 1つのアカウントで複数のアプリ管理できる

デメリット

  • 使わないアプリ(機能)がある
  • アプリ毎のカスタマイズに期間とコストがかかる
  • アプリ毎の操作を覚えるのが大変

パッケージには最大45種類のアプリを含んでいるため、コスト効率が高い点が一番のメリットです。
また複数のアプを一つのアカウントで管理できるため、作業効率も向上します。

使える機能が多い点は逆にデメリットにもなります。
アプリ毎に画面や操作が変わるので、複数のアプリを覚える期間も必要になります。

Zoho「単体契約」に向いている方

使う機能・必要な業務がはっきりしている

使う機能・必要な業務がはっきりしている

・顧客管理だけ
・在庫管理だけ
・プロジェクト管理だけ
・メールマーケだけ
など、必要な機能・業務がハッキリしているのであれば、単体契約の方が向いています。

使用中のツールを補いたい

使用中のツールを補いたい

使用中のツールと併用し、足りない部分だけ補いたい場合には単体契約の方がオススメです。

Zoho「パッケージ契約」に向いている方

ツールは導入したいが、具体的に必要な機能は決まっていない

ツールは導入したいが、具体的に必要な機能は決まっていない

・現在使用中のツールが使いにくい
・データやファイルを探す時間を減らしたい
・お客様の情報がどこにあるのかわからない

など
現状の業務や管理に不安はあるが、どの業務にどのツールを入れたらいいの?
と検討中の方は、後々に使いた機能が増える事が多いため、パッケージ契約の方がオススメです。

弊社の導入事例でも、
ご契約時は「CRMしか使わないよ」との事でしたが、使ってみると「アレもしたい、コレもしたい」となり
結果複数のアプリを活用している企業様が多く見れらます。

業務を柔軟に変えていきたい

業務を柔軟に変えていきたい

時代の変化に合わせて、顧客のニーズや要望は変わります。
また、新事業を立ち上げたり、新しい社員が増えるタイミングで、社内にも変化が訪れます。

変化に合わせて柔軟に対応しやすいのは、
機能が揃っているパッケージ契約です。

導入時は使わなかったアプリ(機能)が5年後に必須になっている事もあります。

アカウント管理を、できるだけ楽にしたい

アカウント管理を、できるだけ楽にしたい

アプリ単体を複数契約の際は、アプリ毎にアカウントの管理が必要になります。
このアプリのパスワードなんだったけ・・・
と時間を無駄にしたくない方

パッケージ契約の場合は、1つのアカウント(Zoho One)で複数のアプリを使用できます。
また、パスワード管理専門アプリZoho Voltもパッケージされていますので、
パスワードを管理しているファイルが見つからない・・・なんて事もなくなります。

まとめ

まとめ

まとめとして、

  • 弊社で導入の際は「Zoho One(パッケージ契約)」を推奨しています。
  • 使いたい機能が明確な場合、コストを極力抑えたい場合は、「単体契約」がオススメです。
  • 今後やりたい事が増えそうな場合、アカウントを楽に管理したい場合は「パッケージ契約」がオススメです。

この記事の著者

武田 徹

ONiWA株式会社 アートディレクター武田 徹

Web制作会社のデザイナー・ディレクターを経て独立。 抽象化された顧客ニーズからでも独自の強みを発掘するヒアリング力と企業や商品のブランディングを見据えたデザイン提案力を併せ持ち、これまでに多くの制作案件に携わる。専門学校の非常勤講師として後進の育成にも努め、2021年ONiWA株式会社に参画。 現在はアートディレクターとして、企画段階からUI/UXデザインの視点を提案に組み込み、情報をビジュアル化。機械的になりがちなDX推進においてもユーザー視点を取り入れるなど、ビジュアル領域に留まらない「デザイン」を提案する。

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